【気鬱（気滞）】

読み：きうつ（きたい）

気鬱とは、軽度な気の循環障害。気の実証。

＜原因＞
飲食の不摂生や風邪が長引いている時。また、思い込む、怒り過ぎる、悲しみが深いなど長期間にわたり情緒が不安定な時に精神的な緊張や不安が募り気鬱の原因となる。

＜症状＞
頭が重い、無表情、ため息多くなる、胸がつかえる、喉がつかえる、肋骨の下の方が重い、腹部膨満感、怒りっぽい、便秘と下痢を繰り返す、生理不順、生理前に乳房が張り痛みやすい、脈が弦が弾かれるよう、舌の苔の色が薄い、白い、舌の色が薄いピンク色

＜まとめ＞
気が滞る身体の場所によって様々な症状が出現し、張って苦しい感覚（張悶）や疼痛が起こりやすい。

気が滞ると、気が流れる。滞る。流れる。滞る。という緩解と増悪を繰り返して不安定に成りやすい。

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