疾患について

足の痺れ(しびれ)

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足の痺れとは?


よく正座を長時間している足が痺れたりします。

それだけでも嫌な感じがしますが、ずっと足が痺れたりするともっと辛かったりもします。

そして足の痺れが気になって運動とかもやりづらかったり、もう治らないのか、もしくは深刻な病気に繋がっているのかとっても心配になることもあるかと思います。

足の痺れの症状の見分け方としては、足が痺れるのみの場合は、運動器(筋肉・神経)に問題があります。

一方、足がジンジンしたり、ピリピリする、または足の感覚がない、それに加えて足がつったりする、こむらがえりがある場合は、糖尿病の疑いがありますので、一度病院で診察を受けられることをオススメいたします。

※糖尿病の方でも食事改善で症状が改善する場合がございますので、ご興味のある方は当HP内の玄米発酵食品のところをご覧ください。

西洋医学的の視点から

〈原因〉
運動器が原因での足の痺れには、2つのパターンがあります。

まず1つは直接、神経が圧迫される『神経性』の場合と、
もう1つ血管が圧迫されて神経への血流が悪くなる『血管性』の場合です。

『神経性』の場合はその名の通り、神経のどこかに異常があり、これがしびれの症状を引き起こすということになります。

神経性のしびれは、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症(脊髄神経)足根管症候群(抹消神経)などが原因で起こります。

『血管性』のしびれの場合は、血管の障害により血流が悪くなった結果、症状が出てきます。

血管が圧迫されて、神経への血流が悪くなると痛みやしびれが起きます。


〈西洋医学的治療法〉
神経に加わっていた圧迫を減らすために、骨盤から引っ張ることで腰椎を伸ばしていく牽引治療や、ホットパックとよばれる温かいカイロのようなものをあてて患部をあたためたりします。

また、神経が麻痺している状態ですので、身体に流れている電流(生体電流)に近い電気を流すことで、神経の動きを正常に戻していく低周波治療器での治療などもあります。


〈予防〉
座わった姿勢でいると腰に負担がかかりますので、長時間座りっぱなしにならないよう工夫をされるといいです。

また、適度に休憩を取って少し歩いたり、軽く膝を曲げたスクワットや、その場でつま先立ちなどの運動もオススメです。

東洋医学的の視点から

〈原因〉
病院や整形外科で検査を受けたけど、血液と骨の検査に異常は見られないと診断を受けたり、治療を続けたけど中々変化がなかった時に、東洋医学では西洋医学とは違ったアプローチで足の痺れの症状の原因を追求していきます。

東洋医学では、筋肉に潤いを与えるの不足やの流れが滞り、隅々まで行き渡らないことが原因で痺れが起こると考えられます。

またケイレンは、五臓でいうと関わりがありまして、「肝は筋を司る」「肝はを蔵す」といわれ、このが足りなくなると、筋を養うことが出来ずにケイレンが起こります。また舌の状態により湿がからみ水分代謝にも影響し、身体の津液が滞ることで筋肉の潤いも不足します。

「肝血虚、陰分の停滞」という証が考えられます。


〈東洋医学的治療法〉
先ほどあげました、原因に沿って鍼灸治療によって、水分の代謝を促し、温めて血流をよくして、痺れを改善して行きます。

マッサージ治療では、こわばって硬くなった腰の筋肉をほぐして、腰の負担をけいげんさせたり、腰と下半身の血流を良くして痺れを改善して行くやり方もあります。

また痺れのある局所に、太ももやふくらはぎ、足の裏をほぐしたり、縮こまった筋肉を手で伸ばしていくことで、痺れが楽になります。


〈予防〉
昔、江戸時代に奇妙な病気が流行しました。『江戸わずらい』と呼ばれていました。玄米食が中心だった江戸の人々が、白米食に変わりました。

江戸を訪れた地方の大名や武士に、足元がおぼつかなくなったり、寝込んでしまったり、体調が悪くなることが多かったそうです。

そんな人たちも故郷に帰ると、すっかり良くなりました。地方では玄米食だったそうです。

この『江戸わずらい』の正体は『脚気』でした。つまりビタミンB1が不足していたのです。

玄米の胚芽部分に多く含まれているビタミンB1は、精米する際に取り除かれてしまいますので、白米にすると僅かしか残っておりません。

当時の食事はおかずが少なく、白米を大量に取っていたのでビタミンB1不足となったと予想されます。実は『脚気』の症状に、足の痺れがあります。

このエピソードのように、玄米食で食改善することで身体の悩みが解決することがあります。糖尿病による足の痺れでも少し触れましたが、食事改善で症状が改善する場合がございますので、ご興味のある方は当HP内の玄米発酵食品のところで、お役立ち情報がございますのでぜひご覧ください。

まとめ

足の痺れには、長時間の同一姿勢による、筋肉のこわばりや、神経の圧迫によって起こる場合と、糖尿病や動脈硬化が原因で痺れが出る場合があります。

早め早めに対応していくことで、大病を未然に防ぐことができます。また、病院で検査を受けることも一案です。

そして様々な治療法で改善することも出来ますし、また食事を見直すことで症状を改善する以外にも快適な日常生活を送ることも出来ます。

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