2020年6月

東洋医学用語

燥邪

【燥邪】 読み:そうじゃ 燥邪とは、五臓の肺と関係が深く、秋によく見られる外邪のこと。 この肺を犯す陽の邪気は、津液を消耗しやすく、口や鼻から侵入し、口渇、鼻の渇き、皮膚の乾燥、毛髪に潤いが無くなるなどの乾燥症状がみられ […]

東洋医学用語

湿邪

【湿邪】 読み:しつじゃ 湿邪とは、五臓の脾と関係が深く、梅雨や秋の長雨の時期によくみられる外邪のこと。 この邪気が体の下部から侵入する陰の邪気で下肢の浮腫や下痢、頭重感や全身倦怠感、関節の痛みや腫れといった症状の他、脾 […]

東洋医学用語

暑邪

【暑邪】 読み:しょじゃ 暑邪とは、五臓の心と関係が深く、夏によく見られる外邪のこと。 盛夏だけにみられ生気を消耗させる陽の邪気。この邪気に侵されると気や津液が消耗され、高熱や顔面紅潮、多汗が見られる。 オススメの最新鍼 […]

東洋医学用語

寒邪

【寒邪】 読み:かんじゃ 寒邪とは、五臓の腎と関係が深く、冬に見られる外邪のことをいう。 寒さで気温が下がる、雨に濡れて身体が冷えるなどの環境(陰の邪気)に曝されると、悪寒や悪風などの症状が現れます。 また、寒邪は収縮・ […]

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風邪

【風邪】 読み:ふうじゃ 風邪とは、五臓の肝と関係が深く、特に春に見られる外邪のことを言う。身体の上部を犯しやすく、動きやすく変化しやすい性質があり、他の病気を引き起こす病因ともなる。 オススメの最新鍼灸治療とは⇒

東洋医学用語

【肺】 読み:はい 肺とは、五臓の一つで呼吸機能と原気(元気、真気)生成や気血津液を体中に散布し、悪いものは吐き出し、毛穴を開閉し調節する働きがある臓腑。 呼吸器系のトラブルや鼻や皮膚、代謝や血行障害などの異常が出やすい […]

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外邪

【外邪】 読み:がいじゃ東洋医学では、外にある自然界の六気(気候の変化)を外邪と呼び、心身に侵入し病を引き起こす邪気となって影響与えるのものを外邪と呼びます。 外邪には風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪の6つがあると考え […]

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衛気

【衛気】 読み:えき 気の働きの一つで、脈外を流れる気のこと。衛気は、腎陽から産まれ、脾胃で補充され、肺で全身に送られる気。 気の防御作用はこの衛気が担っている。 主な働きは外邪の侵入を防ぎ、侵入した外邪を追い出す役割が […]

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蔵血

【蔵血】 読み:ぞうけつ 五臓の肝と関係が深く、血液の貯蔵や血液量の調整を行い、この働きを蔵血作用と呼びます。 肝の蔵血作用の働きが失調すると、血虚や出血などが起こりやすくなります。 備考:別名「蔵魂」とも呼ばれます。 […]

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内因

【内因】 読み:ないいん 東洋医学における病因分類の一つ。七情失調・飲食不節・房事過度など体内から生じる病因のこと。特徴:内因は、怒、喜、憂、悲、思、恐、驚7つに分けられ、情動的な症状が多い ●怒五臓の肝と関係が深く、ス […]